お富士さんの植木市:2022

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お富士さんの植木市

毎年、5月6月の最終土曜日と日曜日に開催される浅草富士浅間神社の「お富士さんの植木市」。7月1日には例大祭が控えており、その前祭として柳通り沿いに350件以上の植木露店が並びます。桜まつり、三社祭、隅田川花火大会、浅草サンバカーニバル、酉の市などと比べるとひっそりとした印象を受けますが、浅草観音裏で400年続く伝統ある植木市なのです。

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『お富士さんの植木市』

浅草観音うらで400年続く伝統ある夏の風物詩『お富士さんの植木市』は、浅草浅間神社の縁日が発祥とされています。元来、5月晦日(みそか)と6月朔日(ついたち)が祭日でしたが、明治5年の改暦に伴い、富士山の山開きが7月1日となり、現在も毎年5月と6月の最終土曜日・日曜日に開催するようになりました。

浅草浅間神社、周辺の道路に植木商をはじめ、様々な物売りが並び、ちょうど入梅の時期で植木を移植する好期にあたるため、ここで買った植木は根がよくつくと評判が広がり、次第に『お富士さんの植木市』として大規模な市になりました。

現在の植木市では、メイン会場である「柳通り」を歩行者天国とし、植木商店が並びます。夜になると「またぎ提灯」に明かりが灯り、江戸情緒を感じさせます。

お富士さんの植木市について

「お富士さん」の名で親しまれる浅草富士浅間神社で、植木市が開催されます。東京でも最大級規模の植木市として知られ、大勢の植木商が神社周辺に集まります。植木を移植するのに最好機の入梅の時期にあたることから、この市で買った木は良くつくと言われます。植木の展示即売会、抽選会などが行われます。

合計4日間開催される日本最大級の植木市です。植木を移植するのに丁度よい、梅雨入りの季節に行われることから「お富士さんの植木市で買った植木は根がよくつく」と言われています。浅草観音裏の柳通りは全面通行止めとなり、数多くの盆栽や苔玉、立ち木、花苗、鉢花、多肉植物などが販売されています。果実や野菜、野草、園芸用品もありますので、家庭菜園に興味をお持ちの方でも楽しめるはずです。夜になるとまたぎ提灯に明かりが灯り、昼とは違った光景が一面に広がります。

最寄駅

東京メトロ銀座線「浅草駅」徒歩10分
東武スカイツリーライン「浅草駅」徒歩10分
都営地下鉄浅草線「浅草駅」徒歩12分
つくばエクスプレス「浅草駅」徒歩10分
都営バス「浅草4丁目」徒歩2分
東京メトロ日比谷線 「三ノ輪駅」徒歩15分

お富士さんの植木市だけではない!2019年の無料イベント

お富士さんの植木市 浅草富士浅間神社とは?

浅草富士浅間神社

1688~1703年に創建されたと言われています。この頃は富士信仰が盛んに行われており、富士参りが出来ない地域住民は熱心に浅草富士浅間神社を訪れていました。当時は社のあたりから富士山を眺めることができ、夜明けからお参りする人もいたそうです。

1878年に建てられた社殿は、1945年の東京大空襲で本殿を残して全焼。今見られる社殿は平成10年に再建されたものとなります。また、鳥居の横にある富士塚も2016年とごく最近建てられたものです。パワースポットとしても有名で、御朱印目当てで訪れる人も多いでしょう。ちなみに、お富士さんの植木市期間中は「植木市仕様の御朱印」を受けられます。

浅間神社で祭られている神様は「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)」という、木の花の女神です。植木市と木花咲耶姫、何かしらのご縁があるのかもしれませんね。

植木市仕様の御朱印

お富士さんの植木市 まとめ

お富士さんの植木市は、開催時間が9時から21時と長いため、時間を気にせずゆっくりと柳通り沿いの植木露店を眺められます。品揃えも豊富ですので、値打ち品を見つけられるかもしれません。柳通りを抜ければ、一葉桜・小松橋通りに屋台も出ています。この季節ならではの浅草を楽しんでみてはどうでしょうか?

実施イベント

2022年のお富士さんの植木市イベントです

5月25日(土)岡村敏之先生による苔玉ワークショップ

①11:00~12:30 ②14:00~15:30 参加無料(1回25名限定)※浅草柳通り特設会場にて開催予定
※各回とも1時間前に現地にて整理券を配布します。定員を超える場合は、その場で抽選会を行います。
岡村敏之

豆盆栽、ミニ盆栽の管理・育成を行い、数多くの盆栽教室を手掛ける。盆栽家であり、ミニ盆栽ワークショップのスペシャリスト。

製作した苔玉はお持ち帰り頂けます。

6月30日(日)世界を駆け巡る 盆栽家 小林國雄先生による 実演と盆栽針金掛けワークショップ

①盆栽剪定実演:11:00~12:00 ②ワークショップ13:00~14:30
③ワークショップ15:00~16:30 参加無料(1回10名限定)※浅草柳通り特設会場にて開催予定
※各回とも1時間前に現地にて整理券を配布します。定員を超える場合は、その場で抽選会を行います。

世界を駆け巡る 盆栽家
小林國雄

盆栽界の鬼才、小林國雄。日本一の賞を20回受賞し、30ヶ国200回以上海外へ飛び回り盆栽を広める。
10億円の総工費をかけて打ち立てた春花園BONSAI美術館には氏が手がけた「1億円の盆栽」が展示されており、全世界から熱狂的ファンが押し寄せる。

ガラポン抽選会

全日:11:00~ 各日景品なくなり次第終了
浅草観音うら振興会加盟店舗または植木商店で500円以上のご購入につき、抽選券を1枚差し上げます。
抽選券2枚で1回抽選のチャンス!植木市ならではの素敵な景品を用意しています!

フォトスポット

写真アップで限定グッズプレゼント!
植木市のメイン会場となる柳通りに、「お富士 さんの植木市」フォトスポットを設置します。
植木市会場で撮った写真に「#お富士さんの植 木市」を付けて、Instagram、Facebook、Twitterにアップ、その記事を見せてくれた方には、各日先着100名様に植木市限定グッズをプレゼント!ぜひお越しください!プレゼントのお渡しはガラポン抽選会場で行います!

花の心プロジェクト

園芸用土の無料配布
台東区で回収した土を殺菌処理して、培養 土・肥料を混ぜた「リサイクル用土」を、無料で配布します。
日時:5月25日(土)10:00~ 6月29日(土)10:00~

浅草富士浅間神社(せんげんじんじゃ)

浅草の富士浅間神社は江戸の富士信仰を代表するお社。元禄年間(1688~1703)の創建と推察され、地元では昔から「お富士さん」と呼ばれて親しまれています。

現在も「富士塚」があり、『お富士さんの植木市』の日には、特別に「麦藁蛇」の頒布や、植木市限定の「御朱印」を頂くことができます。

麦藁蛇(むぎわらじゃ)

蛇を形取った麦藁細工のお守り。約400年前より疫病や水害などの災難よけの免符として霊験あらたかと評判になっているお守りです。お正月三が日と植木市開催日のみ限定頒布されています。

2022年 お富士山の植木市
新型コロナ感染症の予防対応で開催
日程:5月28日(土)・29日(日)、6月25日(土)・26日(日)
*新型コロナ感染症の予防対応で開催

浅間神社の例祭日は富士山山開きの7月1日であり、その縁日とされる植木市は5月と6月の最終土日に開催され、5月と6月それぞれ2日間の合計4日間です。 植木市では350件以上の植木の露店が道に並び、初夏の風物詩として賑わいを出しています。 昔から富士山に対する信仰は盛んで、全国各地で浅間神社の勧請や富士講の組織作りが行われており、富士山の山開きの旧暦6月1日には、富士詣りに行けない人々が、各地元の浅間神社に参詣したと云われています。

植木市とは台東区浅草5-3-3(浅草警察署斜め前)にある浅間神社(俗にお富士様)の祭日の別称で植木市が開かれる処から呼ばれるようになりました。浅間神社はその昔浅草寺の支院の修善院(今の富士小学校の処)が別当で管理しておりましたが、明治の中頃廃絶し、現在では浅草神社の宮司が管理しております。祭神は木花咲耶姫(このはなさくやひめ)で、元禄のころ駿河国富士郡浅間神社から勧請したものと云われますが、つまびらかではありません。
この社の位置は富士山から裏鬼門にあたり、この小高い丘の上にあるので、富士山がよく見えたと云われております。昔から富士山に対する信仰は盛んで、全国各地に浅間神社の勧請や富士講の組織作りが行われ、富士山の山開き6月1日には、富士詣りが出来ない人々が各地の浅間神社に参詣したと云われます。従って当初は垢離(こり=神仏に祈願するとき心身を清めるために水を浴びる)をとって身を浄め、白衣のかたびらを着て、夜明けからお詣りしたようで、元禄以後は特に子供の参拝が多くなり、垢離をとった形式にかたどり、散らし髪で参拝したと云われております。
昔の祭日は5月晦日と6月朔日(ついたち)で明治以降は富士山の山開きが7月1日になったので、6月晦日と7月朔日にも行われるようになりました。合計4日間の珍しい祭日となっております。表参道の富士通りには色々と物売りが出、明治以降は六郷家の下屋敷跡を中心に植木市が立つようになり、丁度入梅時で植木を移植するのに最好期にあたり、お富士様で買った木はよくつくと言い伝えられて、次第に盛んとなり、現在では5月・6月の最後の土日に柳通りを中心に約350店の植木屋で時ならぬジャングルを現出します。因みに平成7年の浅草警察署の調査では4日間の人出延べ33万人余と云われております。
戦災後見なくなった麦藁細工の蛇は、宝永年(約250年前)駒込の百姓喜八と云う人が夢告により、疫病よけ、水あたりよけの免符として広めてから、霊験あらたかと評判になり浅草でも売り出されるようになりました。古川柳「富士土産舌があったりなかったり」雑踏で麦細工の蛇についている赤塗りの附木で出来た舌を何処かへ落としてしまったと云う意味の句で参詣者の賑わいが分かります。又、社務所で治療しているお灸は、お富士様のお灸として有名であります。

名称お富士さんの植木市(おふじさんのうえきいち)
所在地〒111 – 0032 東京都台東区浅草5-3-2
開催期間2022年5月28日~29日、6月25日~26日
開催場所東京都 浅草富士浅間神社周辺
交通アクセス地下鉄銀座線「浅草駅」から徒歩10分、または都営浅草線「浅草駅」から徒歩10分、または東武「浅草駅」から徒歩10分、またはつくばエクスプレス「浅草駅」から徒歩7分
問合せ先浅草観光連盟 03-3844-1221
ホームページhttps://e-asakusa.jp/

 

参考
お富士さんの植木市 | 浅草観音うら振興会
浅草富士浅間神社 | 浅草神社 三社様