令和2年の三社祭の日程は
1日目10月16日(金)・2日目10月17日(土)・3目10月18日(日)に変更になりました。
浅草神社例大祭「三社祭」 令和2年 10月16日・17日・18日に延期予定
浅草神社(宮司:土師幸士)と浅草神社奉賛会(会長:宮本卯之助)は、
浅草神社例大祭「三社祭」の開催について熟慮の結果、
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ目的から延期を決断致しました。今回の延期は「本社神輿各町渡御」等の神事を含む全ての例大祭行事が対象となります。
延期となる斎行日程は、
令和2年10月16日(金)・17日(土)・18日(日)
となり、その斎行方法についても、安全性の確保を最優先とし、
8月31日を目安に判断するものとします。尚、当初の日程におけるご縁日である5月18日(月)には、
御神前において「新型コロナウイルス感染終息祈願祭」並びに「浅草神社例大祭延期奉告祭」を、
神職・総代にて謹んで執り行います。
浅草神社の氏子四十四ヶ町を中心に例年は五月の第三金・土・日曜日に行われ、江戸風情を残しつつ勇壮且つ華やかな神輿渡御を主として、三日間に亘り約百八十万人の人出を数える日本を代表する祭礼の一つです。
江戸風情の残る下町浅草が1年でもっとも活気付くと云われ、東京の初夏を代表する風物詩の一つになっています。
各町から神輿や囃子屋台が出され、芸妓連などが華々しく練り歩く。中でも約100基の町神輿が勢揃いする様子は壮観です。
『神事びんざさら舞』三社祭で踊られる田楽舞
浅草神社の神事として三社祭で踊られる田楽舞であり、現在は東京都無形民俗文化財に指定されています。
田植え行事が芸能化されたものであり、紅白の紙を散らし籾撒きに見立て、楽器である編木(ささら)で音を奏でる事により五穀豊穣や悪霊退散の願いが込められると共に、そこに獅子舞が合わされて子孫長久や悪病祓いも祈願されます。
三社祭の神輿
神輿は祭礼にあたり、神幸祭に際して、ご神体あるいは御霊代がお乗りになる輿の事をいいます。
神幸とは、ご神体が御旅所(神幸の中継地、および目的地となるところ)に渡御することをいいます。このとき、氏子達が担いで各地区を練り歩きますが、こうすることで神様に各地区をご覧頂くのです。
神幸の途中、神輿を上下左右に振り動かしたり、わざと荒々しく揺さぶることで、神輿に坐す神様の「魂振り(たまふり)」を行い、これにより神様の霊威を高め、豊作や豊漁、疫病の退散がなると信仰されているのです。
浅草神社には3基のお神輿があり、祭礼の際は、一之宮には土師真中知命、二之宮には桧前浜成命、三之宮には桧前竹成命の御神霊をそれぞれお移しし、町中を渡御します。
三社祭 日程
前日
本社神輿へ浅草神社の御神霊(おみたま)をお移しする儀式、本社神輿神霊入れの儀(ほんしゃみこしみたまいれのぎ)が執り行われます。
1日目
初日は、お囃子屋台をはじめ鳶頭木遣りや浅草の各舞、また芸妓連の手古舞や組踊り等で編成された「大行列」が浅草の町に祭礼の始まりを告げ、東京都無形文化財指定の「神事びんざさら舞」も奉納されます。
2日目
二日目には、「例大祭式典」が斎行され、その後に「町内神輿連合渡御」によって浅草氏子四十四ヶ町の町内神輿約百基が神社境内に参集し、一基ずつお祓いを受けて各町会を渡御します。
3日目
最終日は、宮神輿三基「一之宮」「二之宮」「三之宮」の各町渡御として、早朝には神社境内から担ぎ出される「宮出し」が行われ、日中は氏子各町を三方面に分かれ渡御し、日没後に神社境内へ戻る「宮入り」を迎えて祭礼行事が終わります。
期間中は浅草の街がお祭り一色に彩られ、神社では各神事が斎行されると共に、境内や神楽殿においても様々な舞踊が披露されます。
名称 | 三社祭(さんじゃまつり) |
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所在地 | 〒111 – 0032 東京都台東区浅草2-3-1 |
開催期間 | 2020年10月16日~18日 【1日目】大行列/13:00~(※雨天中止)、びんざさら舞奉納ほか/14:20~ 【2日目】例大祭式典/10:00~、町内神輿連合渡御ほか/12:00~ 【3日目】本社神輿各町渡御/6:00~、奉納舞踊ほか/15:00~ |
開催場所 | 東京都 浅草神社 |
交通アクセス | 地下鉄都営浅草線・地下鉄銀座線・東武伊勢崎線「浅草駅」から徒歩7分 |
主催 | 浅草神社奉賛会 |
料金 | 観覧無料 |
問合せ先 | 浅草神社 03-3844-1575 |
ホームページ | https://www.asakusajinja.jp/sanjamatsuri/ |