浅草・観音裏で“豆かんてん”に出会う老舗甘味処｜昭和43年創業「梅むら（うめむら）」完全ガイド
東京・浅草。観光の中心である雷門・仲見世から少し奥へ入った裏路地に、昭和43年（1968年）創業、甘味処の名店として知られる「梅むら（うめむら）」があります。
「浅草 甘味処」「浅草 梅むら 豆かん」「浅草 あんみつ 名店」といった検索キーワードでも多くヒットし、観光客はもちろん、地元の甘味好きにも愛される一軒です。この記事では、梅むらの歴史・名物メニュー・甘味の楽しみ方・アクセス情報までを余すところなくご紹介します。
創業1968年、浅草観音裏の老舗甘味処「梅むら」の歴史と立地
住所：東京都台東区浅草3-22-12
最寄り：東武スカイツリーライン「浅草駅」北口 徒歩約8分／つくばエクスプレス「浅草駅」 徒歩約7分
創業は昭和43年（1968年）。浅草・観音裏の名店として知られ、いまでは“豆かんてん”の象徴的存在。赤いシェードの庇と昔ながらの暖簾が目印で、通りから少し入った路地にひっそり佇みます。観光の合間に“静かな甘味時間”を過ごしたい方にぴったりのロケーションです。
店内はカウンター中心の小体な空間（目安：カウンター約6席／座敷4席×2卓）。昭和レトロの雰囲気が心地よく、近隣の常連さんにも愛されています。
予約不可・全席禁煙・駐車場なし（浅草寺周辺に有料駐車場あり）というスタイルで、すっきりと“甘味に集中できる”お店です。
名物メニューを味わう：豆かんてん・あんみつ・季節の氷
梅むらといえば「豆かんてん」。北海道産の赤えんどう豆をふっくら炊き、国産天草由来の寒天をコロコロにカット。仕上げに香り高い黒蜜をかける、極めてシンプルな構成です。
豆・寒天・蜜という“基本”に徹するからこそ、素材の良さ・煮炊きの技・蜜の香味がダイレクトに伝わる一皿。甘味好きの間で「豆かんてんの原点」「また食べたくなる味」と評される理由がここにあります。
豆かんてんを最大限楽しむ“食べ方のコツ”
- ステップ1：まず豆をそのまま一粒。塩味と豆の旨みを確認。
- ステップ2：寒天だけでひと口。コリッと心地よい歯切れと透明感を味わう。
- ステップ3：黒蜜を少量ずつ回しかけ、豆・寒天・蜜を一体に。余韻としてやわらかな甘さが広がります。
暑い季節には、かき氷の中に豆かんてんが隠れた「氷豆かん」も人気。ふわりとした氷の下から現れる豆と寒天は、食べ進めるのが楽しい“宝探し”気分。黒蜜の香りと氷の清涼感が後を引きます。
あんみつ・みつ豆など、クラシックな甘味も充実
定番のあんみつ、シンプル派にみつ豆、ボリューム派にクリームあんみつなど、昭和の甘味を今に伝えるメニューが並びます。餡・寒天・蜜・果実の調和の良さは、老舗ならではの安心感。
利用シーン＆おすすめの時間帯
- 観光の休憩に：雷門・仲見世の人混みから離れ、観音裏でひと息。散策コースに組み込みやすい立地。
- おひとり様で：カウンター中心なので、ひとりで“甘味と向き合う”のに最適。
- 甘味巡りに：“豆かんてん”の象徴店として、食べ比べの基準にもおすすめ。
混雑対策：開店直後～14時前後、または夕方が比較的狙い目。土日祝・連休は入店待ちを見込みましょう。
初めての注文ガイド｜迷ったらコレ
- まずは基本：豆かんてん＋ほうじ茶（または煎茶）
- 王道派：あんみつ＋煎茶。後半で黒蜜を少し足して“味変”。
- 季節派：夏は氷豆かん、冬はおしるこ系で“季節の甘さ”を。
訪問前に知っておきたい情報：予約・予算・アクセス・営業時間
予約：不可（先着順）
予算目安：一杯あたりおよそ400～800円（豆かんてん／みつ豆／あんみつなど）。甘味処として良心的な価格帯です。
支払方法：現金のみの日があります。キャッシュレス可否は入店時にご確認ください。
アクセス：
住所：東京都台東区浅草3-22-12
最寄り：東武「浅草駅」北口 徒歩約8分／つくばエクスプレス「浅草駅」 徒歩約7分
営業時間の目安：12:30～19:00（最終入店18:30）
定休日：日曜（臨時変更あり）
※仕入れや季節により変動する場合があります。最新情報は店頭掲示や電話・公式案内をご確認ください。
店舗リンク・アクセスマップ
アクセスマップ
まとめ｜浅草で出会う“豆かんの原点”で、澄んだ甘さを体験
昭和43年創業の梅むらは、豆・寒天・蜜という最小構成で“甘味の本質”を伝える老舗。素材の良さと手仕事の丁寧さ、観音裏の静けさが重なって、記憶に残る一杯が完成します。
浅草で和スイーツの王道を味わうなら、ぜひ梅むらを候補に。観光の休憩にも、甘味巡りの基準店としても、きっと満足できるはずです。
